総持院 霊園

岡崎市岡町の臨済宗　東福寺派「総持院」は、山号を「薬王山」といい、800年程前にあった薬師堂を基に開かれた寺院です。
また、鎮守神は「秋葉山大権現」別名「男川三尺坊」という鎮火の権現様です。祖雲比丘という和尚が夢でお告げを受け、尊像をお迎えになり、主に火災不起、そして天下泰平、各町内の家内安全、子孫長久、万難消除を誓願しています。本尊「阿弥陀如来坐像」は鎌倉時代の尊像で、鎮守「男川三尺坊」は時代不明。寺伝では行基菩薩、一刀三礼の霊像で、遠州秋葉本宮の尊像と同じ根断を以て刻まれたとあります。
平成22年より、30年間行われなかった火渡り神事を再開し、今では毎年12月の17日に近い日曜日に開催しております。先達さんたちと共に御祈祷をあげ、一斉に護摩壇を焚く瞬間は何度見ても圧巻です。まだ赤い炭の上を歩き、一年の厄を焼き払い、心身を清める。
物理的な火の恐ろしさを体感すると共に、自分の心にある火（怒りや欲望）に惑わされない強い心を持つことの大切さを心に刻む儀式でもあります。
茶道宗徧行正流として山田宗偏に始まる茶道の一派で、岡崎を中心に活動。総持院でも茶道教室を開いており、現代人に必要な日本人としての心を大切に伝えております。
また令和元年から「おかマルシェ」を開催。（毎年5月開催予定）
皆様に近い、楽しいお寺を目指しております。どんなことでもご相談下さい。
合掌